佐久の風花

オリジナル短歌&エッセイ&気まぐれ日記

2007年11月10日(土)

野沢菜 [日記]

だんだん冷え込むようになったので、今日は凍結防止帯の電源を入れた。全部で13箇所。
まだ早いかなとも思ったのだが、前に忘れていてひどい目にあっているので思い立ったが吉日とばかりに。

9月に播いたほうれん草と野沢菜がけっこう大きくなっていてほっとした。
プラスチックの容器にいれて種を播いた時、種を播くのに夢中で左手に持った容器がかたむいて種が一畝に全部こぼれてしまった。あわてて種を拾ってほかの畝に播いたりしたので生えてくるのがまばらで笑ってしまうようなありさま。
やはりにわか農婦はだめだなあとがっかりしていたので、本当に良かった。

   野沢菜のみどり濃くなりつややかに
          秋の光をこぼしてをりぬ

そろそろ野沢菜も漬けごろ、来週あたり漬けようかな。

Posted by ルナ at 22時01分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2007年09月30日(日)

いつの間にか [日記]

気まぐれ日記がまったくの気まぐれ日記になっている。

いつの間にか九月も終りで驚いてしまう。頼まれた歌集の選歌がようやく済み、下書きをパソコンに打ち込んだ。
それをプリントして見直してみると、けっこう間違いがあってがっかりする。友人は旧かなで作歌しているので新旧仮名づかいを間違えて入力したりすることが多い。

それに旧かなは小さい「っ」つまり「せっかく」は「せつかく」と大きい「つ」で表示するのでややこしい。
「すいっちょ」は「すいつちよ」だし・・と、ややこしい。
私は新仮名で育っているのに、短歌は旧かなが美しいと思っているので、旧かなを使っている。
筆で書く時などは「ひ」とか「ふ」とか「へ」は特に字体が優雅で好きである。
とは言っても旧かな表示はむずかしい。
やっと仕上がったので明日は早速友人に届けようと思う。
オーケーが出たら原稿用紙に落とす作業が待っている。
またしばらく忙しい日々だ。

Posted by ルナ at 22時26分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2007年09月24日(月)

台風九号 [短歌]

台風は夜半過ぎとぞキャスターの美声に怖さ薄らぎてゐつ

異様めく風の動きが不意に止みそれより夜闇の静もり深し

台風の前の静けさを実感し背筋に恐怖の戦慄はしる

がたがたとガラス戸叩き樹々を打ち台風夜半を激しさ増しぬ

荒れ狂ふ台風九号ときをりを静もり更に勢ひを増す

呻くがにすすり泣くがに台風は夜を占め魔物のごとく窓打つ

がりがりと北側に不意の高き音もしや物置が倒壊せしか

近年に無き台風の強さにて疾く過ぎ去れと祈る他なし

Posted by ルナ at 21時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

「水辺の秋」出版記念会 [短歌]

わが家に「水辺の秋」の出版を祝ふと歌友が集ひくれたり

本部より小山師と歌友三人の参加もうれし八月三日

歌の師と友の祝辞を有難く聴きゐて胸にこみあぐるもの

身の内を洗ひざらひに詠みきたる「水辺の秋」を素直と歌友

赤き薔薇ピンクの百合の香も共に出版記念の花束をうく

出版の祝ひの膳も美味にして歌友の気配り胸に沁み入る

わが歌集「水辺の秋」は拙くもたからものなり傍らに置く

Posted by ルナ at 21時00分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

六月の庭 [短歌]

午前四時を鳴く郭公に起されて覗く外の面は早も明けそむ

ピンク濃く虫取りなでしこ咲く庭の明るし幼ふたりの声も

また雨になるらし雲の層厚く庭も暗みて葉ずれしきりに

庭石の陰にあやめの遅れ花が咲きゐてむらさき雨に際立つ

蛍袋の花茎長きを行き来する蟻の動きの執念めきて

気管切開して声の出ぬ父親に帰宅の幼の報告つづく

山野草ばかりの庭に異質めくサルビアなれど朱華やげる

幼好む可憐な花も幾つ植ゑ咲き出せば園へと小さき手に摘む

Posted by ルナ at 20時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

ルナ

昭和16年生まれ。長野県佐久市在住。昭和48年3月、「短歌新潮」入会、丸山忠治先生に師事。昭和60年12月、第一歌集「風花」を出版。平成19年6月、第二歌集「水辺の秋」を出版。平成20年11月没。

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